

定価1,600円+税 A5 判 199 ページ
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目次
Part I モノづくりのヒント
第1章 観察と発想
1−1 よく描くことはよく見ること
1−2 発想法
1−3 ワインの香り
1−4 長く考える
1−5 自分で考えた「右と左の概念」
1−6 「か・かた・かたち」という発想法
1−7 シンプルは美しい!?
1−8 レイアウト
1−9 モノとモノの関係
1−10 比較すること
1−11 融点
1−12 温度を意識する
1−13 身度尺
第2章 原理と技術
2−1 原理から考えてみる
2−2 テコの原理
2−3 点・線・面 そして三角形
2−4 ネジの力
2−5 ノブスターという発想
2−6 構造とは
2−7 重心と支持基底面
2−8 滑車
2−9 傾くということ
2−10 車輪とキャスター
2−11 思案点
2−12 強度
第3章 素材と機能
3−1 素材の質を手で知る
3−2 合板の知識
3−3 木ねじ
3−4 蝶番
3−5 メカロック
3−6 圧縮力と引張力
3−7 自転車のワイヤはエライ!
3−8 接着剤
3−9 マジックテープの話
3−10 ウレタンフォーム
3−11 カルシウム
第4章 工作と工具
4−1 木工の道具
4−2 電動工具のすすめ
4−3 固定する
4−4 クランプ
4−5 「逃げ」も「遊び」も必要
4−6 研磨
4−7 表面処理
第5章 椅子・テーブルの設計
5−1 椅子の知識――バックレストについて
5−2 椅子の角度
5−3 座位の採型
5−4 座位のシミュレーター
5−5 クッションチェア
5−6 角度の表記
5−7 椅子の種類と角度
5−8 椅子やテーブルの高さの決め方
5−9 テーブルをつくる
第6章 試作から商品化へ
6−1 問題は発明の母
6−2 段取り
6−3 ネーミング
6−4 いつつくるか(試作・製品化・商品化)
6−5 カタチの変遷
6−6 人間工学がわからないこと
6−7 現場で一緒に考える
6−8 ユニバーサルデザインと共用品
6−9 オーファンプロダクツ
Part II 生き方としての工房、そしてその仕事から
●でく工房創設時からの記録
1 29 歳の記録 「でく」の軌跡
2 2024 年 でく工房創設時からの記録
3 「姿勢保持」の概念と用具
4 スウェーデンの車椅子とその理論の導入
5 クッションチェアなど製品の発明
6 今後の展望と課題
●光野有次、自分を語る(インタビュー)
1 発明とこころざし
2 工房をつくる
3 無限工房の活動