モノづくりが社会を変えた!
発明特許をいくつももつ光野氏が、これまでさ
まざまな製品開発を行い、世に出してきたモノ
たちを発想するためのノウハウを、わかりやす
くユーモラスに解説した。
著者の光野氏は、小さいころから工作が大好きで、大学で工業
デザインを学び、
日立デザイン研究所に就職。
しかし、工作大好
き仲間と、障害のある人の生活用具を製作する「工房」を立ち
上げます。現在、
日本に 100 か所以上ある工房のスタートです。
その後、重度心身障害児施設などで、寝たきりの子どもたちを
起こすための用具を開発し、彼らの生活状況を改善していきま
す。福祉大国スウェーデンでも認められ、同国の財団に招へい
されてスウェーデンに遊学。帰国後、国、自治体に働きかけ、寝
たきり、寝かせきりを防止する運動を展開。